前例のない決断が、世界のサッカー界を仰天させています。
西野ジャパンの一員として先のワールドカップ・ロシア大会を戦い、
今月6日にはオーストラリアの強豪メルボルン・ビクトリーFCへの移籍が発表された本田圭佑選手が、
最新のFIFAランキングで166位のカンボジア代表の実質的な監督に就任することが決まりました。
カンボジア代表の「GM」に当たる『Head of delegation』を、2年契約で務めるようです。
もっとも、本田選手は指導者ライセンスをまだ取得しておらず、
かつ現役を続行するためにこの肩書となったようです。
契約では、本田選手が2年間にわたって給料を受け取らずに業務を行うそうです。
プノンペンで行われた記者会見で本田選手は、
「カンボジアが真のプレースタイルを持つための協力をしたい、
世界どこを見ても初めての契約だと思います。
そういった普通ではないやり方を受け入れてくれたことに感謝している」とコメント。
カンボジアサッカー連盟のサオ・ソーカ会長は、
「本田選手が自発的にカンボジア代表を支援し、
指導に協力してくれることに同意してくれ幸せだ」と話したそうです。